質問力が高い人っていますよね?
そんな人と何気なく話していて、ついつい自分自身が饒舌になってどんどん話してしまう瞬間って感じたことありませんか?
そう、「質問力が高い」ということは、
相手の気持ちを察した上で良い質問をし、自らが聞きたいことを気持ちよく話してもらえることです。
ビジネスシーンで重要なスキルのひとつといえます。
われわれの業界でも日々問われるスキルです。
お客さんからどんなものを作りたいかをお聞きする際にとても重要なのです。
たとえば封筒なんかを作るとき、いろいろな質問をしてお客さんが今必要としている情報を得ることからスタートします。
「今使っていて困っていることってありませんか?」
「うーん・・・特にはないね」
「1か月で使う量ってどれくらいですか?」
「そうだね、多いときで700枚くらいつかうかなぁ」
「それだけあれば封するのって大変じゃありません?」
「そうなんだよぉ・・ のり付けが面倒でねぇ・・ それにさぁ、云々(次々にでてくる不満が続く)」
「それなら、折るだけでフタがくっつく封筒ありますよ」
「それ便利!」
こんなやり取りって結構あります。
最初の「特にないね」に対して、「そうですか」で完結していたら、お客さんは便利な封筒に出会えなかったかも知れません。
小さなやり取りですが質問によっては相手が気づけずにいた「隠れた不満」とかに気づいてもらうこともできるんです。
相手が困っているだろうなぁ、と予想できることを質問として聞いてみることでお困り事を解決できることもあります。
あと、人ってやっぱり聞いてほしいことを聞いてくれると嬉しいですよね。
こだわっているポイントとかは聞いてもらえると、ついついたくさん話したくなるものです。
気持ちいい質問をしてくれる人って話していて楽しいし、嬉しくないですか?
そんな人とはまた会いたくなりますね。
「高い質問力」=「気遣い」なのではないでしょうか!
それではまた!
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