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ナカノヒト

column026

湿し装置


湿し装置

インキ装置の直前に置かれ版面に均一な湿し水を供給する役割をする。
従来からモルトン方式が使われていましたが、版の親水性の増加、印刷の高級化志向からの少量の 水で印刷することができる連続給水装置が主流となっています。

湿し水を貯めておく水舟に水元ローラが回転している。その水を横振りローラなどを介して版 面に水を供給するゴムの湿し水着けローラに渡します。着けローラのゴム硬度は20 度から25 度の 比較的柔らかなものを使用します。

湿し水は可能な限り少量で均一に版面を濡らさなくてはなりません。さらに、印刷中に発生する 非画線部での汚れを除去したり、湿し水を安定させる働きなどもします。

湿し水

平版印刷の非画線部にインキが付着しないように版面を湿らせる水。ほかの役割として版面 の冷却、洗浄および画線部の劣化防止などがあります。主として湿し水は酸性で、成分は水、ゴ ム液、リン酸ソーダ、正リン酸、第一リン酸アンモニウム、活性剤、有機酸などから成ります。
ほかにIPAを使用するアルコールダンプニング法も用いられています。

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