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ナカノヒト

column014

紙の目のこと


製紙のとき、繊維は流れる方向に平行に並び、その向いている方向を紙の目といいます。
1枚の全紙にしたときに、紙の目が長辺に平行なものを縦目といい、短辺に平行なものを横目といいます。
紙の目によって折り曲げや伸縮に影響があり、目に直角の方向には曲げにくくなっています。
用紙は縦目を「T目」、横目を「Y目」と表示して販売しています。

例えば

縦型仕上の書籍に横目の紙で印刷した結果、製本すると波うちがして開きにくくなってしまします。

■縦型の書籍には、縦目の用紙を選択します。
以下のポイントをチェックしながら紙目を選択します。
・本を開く方向に紙の目がそわないと本が開きにくい。
・頁をめくるとき、紙が破れやすい。
・製本の時、背に糊を使うとノドに波うちが出て不体裁となる。
・本の小口に波うちが出て不体裁となる。
・本のノドに用紙のシワが発生する。

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