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ナカノヒト

column013

デザインとアートって何が違うの?


よくこの違いについてはいろんなところで議論されますね! われわれもデザインを扱うものとして、今一度たちどまって考えなくてはいけないテーマだと思っていました。

まずは意味を調べてみましょう!

【デザイン】とは

1 建築・工業製品・服飾・商業美術などの分野で、実用面などを考慮して造形作品を意匠すること。「都市をデザインする」「制服をデザインする」「インテリアデザイン」
2 図案や模様を考案すること。また、そのもの。「家具にデザインを施す」「商標をデザインする」
3 目的をもって具体的に立案・設計すること。「快適な生活をデザインする」

【アート(芸術)】とは

1 特定の材料・様式などによって美を追求・表現しようとする人間の活動。および、その所産。絵画・彫刻・建築などの空間芸術、音楽・文学などの時間芸術、演劇・映画・舞踊・オペラなどの総合芸術など。「芸術の秋」「芸術品」
2 学芸と技術。
※デジタル大辞泉より


大雑把にすると・・・

「デザイン」とは
図案や模様を考案すること。目的をもって具体的に立案・設計すること。

「アート」とは
美を追求・表現しようとする人間の活動。


となりますね。


ん? デザインには一切「美」というキーワードは入っていませんね・・・
でも「デザイン」といわれると「美」をイメージしますよね・・・


なにか根本的にコトバの表現が異次元のように感じますね。


アートは「人間の活動」ですしね・・・ レイヤーが違うように感じます。
そもそもの「デザイン」というコトバを拡大解釈してしまっているんでしょうか?
いまいち、しっくりきませんね・・・

それでは、よく議論されているところから意見を拝借してみましょう!

・アートは自己が中心、デザインは他者が中心。
・アートは「自己表現」、デザインは「問題解決」。
・デザインの役割は「物事を伝える」「ビジネスの結果を生み出す」「使いやすさを高める」、アートの役割は「見る人の心を動かし豊かにする」。
・デザインは客観。アートは主観。
・デザインは依頼主がいる。アートは自由な自己表現。
・アートは「自分の思いを表現したもの」、デザインは「他人の思いを目に見える形で表現したもの」。


などなど。

まとめ

まとめ、といきたいとこですが、さすがに多く議論されているテーマだけに、いろんな角度からいろんな意見があり、どれも納得!っといった感じです。

つくづくコトバって奥深く、表現の無限性を感じました。

「アート」、「デザイン」どちらも人の役に立ち、人の生活を豊かにするものには変わりないようです。
結局、自分なりの答えが一番なのでしょう!

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