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ナカノヒト

column006

動画作成の裏話


当社のホームページをリニューアルする際に、オープニング動画と工場動画の作成をしました。
その中でタイムラプスを使うシーンがところどころ出てきます。

タイムラプスとは

タイムラプスとは一コマずつ撮影した写真をつなぎ合わせて再生することで、時間の経過を短時間に凝縮して早送りのように見せることが出来ます。人や車などがちょこまかと動きまわるような面白い見せ方が出来るので、動画ではよく使われる手法です。

作り方は、カメラを三脚に固定して、インターバル撮影(設定した時間、一定の間隔で撮影する)した写真をPCに取り込み、専用ソフトで繋ぎます。ムービーで撮影してから倍速にしても似たような動画になりますが、シャッタースピードや露出等調整できるカメラでしか撮れないシーンもあります。今ではスマホアプリでもタイムラプス動画を作成出来るようになりました。

タイムラプス+360度動画

工場動画では、それだけでは面白くなかったので、当時話題になり始めていた360度動画を取り入れることにしました。
動画はゆっくりと回転していますが、これは、回転式のキッチンタイマーと止めネジで作った手作り雲台にカメラを載せています。

当時の課題は、これらを組み合わせてホームページ上でどうすれば見せることが出来るかでした。
まだ、世間的にもそれほど広まっておらず技術的なリソースもたまっていない時代、最終的にはyoutubeを利用することになりましたが、随分と試行錯誤したのを思い出します。
時間の経過で変化する景色や製造工程などを紹介する際にはタイムラプス動画は面白いのですが、360度動画と組み合わせると解像度が極端に下がってしまったり端末によっては360度に対応していない等、課題も残りました。

ギミックを考える

ホームページは、スマホの登場で加速度的に多様化が進み解像度やブラウザの対応を考慮しなくてはならなくなりました。
また、パソコンのモニタとスマホのモニタでは閲覧しているユーザーの状況も違うため、シーンに合わせた見せ方を考えます。

パソコンの大きな画面でネット回線も安定していれば、細かい動きやアニメーションなども伝わりやすいですが、 スマホの小さい画面でネット回線の安定性も不明確な場合は、あまりこまごまとした動きよりは、見やすさ読みやすさを優先したほうがいいでしょう。

それでも、表現に動きを付けたい場合は、動画にすることで端末に左右されず同じものを映し出すことができます。
仕掛けは面白くても伝わらないと意味がないので、どのターゲットに何を伝えるか?
それを考えたうえで仕掛けを作ることが大事なのだと思います。
とはいえ難しいことばかりではなかなか先に進まないこともあるので、まずは試してみることも必要ではないでしょうか?

菱三印刷では神戸・東京を中心に企画・提案・デザインをはじめ、あらゆる広告物の制作をお手伝いいたします。
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